育毛剤チャップアップを使ってみた感想、効果は… | 薄毛とつむじハゲに悩むハゲ家族の育毛ライフ

 

 

1.チャップアップを使用する前に見た口コミ

 
気になる商品があったら、まずインターネットで口コミを調べてみるという人も少なくないのではないでしょうか。私もチャップアップを使用する前にどのような口コミがあるか見てみました。
 
 
有名な商品ですので口コミもかなりの数がありますが、髪がフサフサになったというようなレビューはありません。しかし、それで効果がないと決めつけることはできません。
 

 
もともと育毛剤は薄毛の治療薬ではなく、薄毛の防止や予防を期待するものです。正しい知識を持っている人なら、むしろ「急に髪が増えてきた」といったレビューがあるほうが不自然だと気づきます。
 
 
以前はそういう不自然なレビューが多く見られたようです。口コミを調べると、不自然なレビューの正体を暴露しているサイトもよく見ます。暴露サイトの影響か、最近では正しい認識が広まり、より真実味のあるレビューが得られるようになりました。
 
 
信頼できそうな口コミとして、「抜け毛が減った」「根元にコシがでてきた」という内容がありました。「髪の成長期を伸ばす」「髪に栄養を与える」という効果があらわれていると考えられます。まさに育毛剤が目的とするものですから、過剰な評価ではなさそうです。
 
 
使い心地について「刺激がない」という口コミと同時に、「かゆみを感じた」という真逆の口コミもありました。しかし頭皮のトラブルなどではなく、血行促進によるものと推測されていました。本当にかゆみを感じるほど劇的に血行が促進されるなら、育毛効果も期待できます。
 
 
もちろん、アレルギー反応やアルコールによる刺激である可能性もあります。実際のところかゆみはあるのか、あるなら何が原因なのかを確かめたいと思いました。
 
 

2.チャップアップの成分

 

 
どんなに口コミで評判になっていても、配合成分を自分で確認することは大切です。とはいっても、チャップアップは成分数が多いので、一つ一つ確認するのは困難です。そこで、効果別におもな成分を確認していきたいと思います。
 
 
成分が多いのは薄毛の原因すべてにアプローチするためです。AGAによるヘアサイクルの乱れ、血行不良による栄養不足、頭皮環境悪化による育毛の阻害などが薄毛の原因として考えられます。人によっては2つ以上が同時に薄毛をまねいていることもあります。できるだけ手広くカバーするために成分が多くなるのです。
 
 
AGA対策としてヒオウギエキス、オウゴンエキスなど8種類のDHT抑制成分を配合しています。いずれも主成分はイソフラボンとなっています。イソフラボンは女性ホルモンに似たはたらきをすることで男性ホルモンのはたらきを抑え、DHT発生を抑制します。
 
 
栄養不足に関しては、栄養補給と血行不良の両面からアプローチします。血流がとどこおっていては髪の栄養不足を解決できません。栄養補給と血行促進両方を同時におこなう必要があるのです。
 
 
髪や頭皮の栄養として、15種類ものアミノ酸が配合されています。また、これらを運ぶために血行促進成分としてセンブリエキスや海藻エキスなどが含まれています。センブリエキスは毛細血管の血流を増加させる効果が確認されています。海藻エキスはM-034とも呼ばれ、新しい血管をつくりだすはたらきを促進させます。
 
 
頭皮環境改善には、いろいろなアプローチがあります。まずは皮脂の抑制です。皮脂は適量なら頭皮や髪を保護する重要なものですが、過剰分泌されると菌の温床となり、頭皮トラブルを招きます。
 
 
イソフラボンを含むダイズエキスや、抗菌やデトックス効果のあるドクダミエキスなどが皮脂量を正常にします。皮脂の分泌は男性ホルモンがつかさどっているため、イソフラボンによる抑制が可能なのです。
 
 
また、保湿や収れん作用を目的として、各種植物エキスを配合しています。収れんとはたんぱく質を引き締める作用のことです。保湿効果と合わせて、頭皮を若々しくハリのある状態にします。頭皮環境を改善することで、育毛に最適な頭皮になるのです。
 
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3.チャップアップに期待したところ

 

 
期待したのは、ずばり効果です。育毛剤に期待する効果は人それぞれだと思いますが、私の場合、どのような効果でもとにかく結果が出ることを期待しました。非効率的に思えますが、配合成分はすべて育毛に欠かせない効果を持っているので、一つでも効果が出れば確実に薄毛改善につながると考えたのです。
 
 
チャップアップは有効成分の記載が許された医薬部外品です。効果が保証されているという点に魅力を感じました。効くかどうかわからない成分がたくさん入っているものより、少しでも効果が認められている成分のほうが安心できます。
 
 
有効成分は、センブリエキス、グリチルリチン酸ジカリウム、塩酸ジフェンヒドラミンの3つです。
センブリエキスは血行促進目的で配合されています。センブリをアルコールで抽出した液をウサギに静脈注射する実験をおこなったところ、末梢血管の血流量が増加したそうです。
 
 
グリチルリチン酸ジカリウムには強い抗炎症作用があります。過剰分泌された皮脂による炎症を抑えることで、頭皮のトラブルを防止します。
 
 
塩酸ジフェンヒドラミンはアレルギー性の炎症やかゆみを抑える作用があります。肌が弱く荒れやすい人に有用な成分でしょう。
 
 
有効成分の効果にがっかりする人もいるかもしれません。有効成分のおもな作用は血行促進や抗炎症であり、直接育毛につながるわけではないのです。しかし頭皮ケアに必要なことは間違いありません。「少なくとも抗菌や血行促進の効果は保証されている」といえます。
 
 

4.チャップアップの頭皮ケア成分に期待した理由

 

 
育毛成分を重視した商品を選びたいという気持ちもありましたが、まったく効果がない商品だったらというリスクも考えると、一つでも効果が見込める商品にしようと決めました。少し消極的かもしれませんが、確実に薄毛を改善するには要因を一つずつ消していく必要があるのです。
 
 
実際のところ、「育毛剤って本当に効くの？」と疑っている人も多いと思います。実際、レビューなどでも「ちゃんと効果があるか」が重視されています。これは「育毛剤は効果がないもの」という認識が前提にあるからではないでしょうか。
 
 
薬の場合は効くことが前提にあるから、風邪薬や胃腸薬など、効果の種類を選ぶ余地がありますが、育毛剤の場合「髪を育てる」という目的はどれも同じです。それなら、選ぶ基準が「効くか否か」になっても仕方ありません。
 
 
もちろん、せっかく使うなら髪がフサフサになる効果を期待したくなりますが、そういう口コミはありませんでした。しかしそれは当然なのです。
 
 
現在、育毛効果があると認可されている成分はミノキシジル、フィナステリド、デュタステリドの3つです。しかしこれらは効果が高く、使用する場合は医師の処方箋が必要になります。育毛剤としてもミノキシジル配合のものがいくつか市販されているのみで、フィナステリド、デュタステリド配合のものはまだありません。
 
 
つまり、基本的に発毛・育毛効果がある成分は配合されていないと考えるべきなのです。その中で抜け毛が減ったり、産毛が生えてきたりといった効果が確認されているチャップアップは、信頼できるといっていいでしょう。
 
 

5.チャップアップの使用感

 
実際に家の兄が使用してみたところ、刺激がなく非常に使いやすいと感じたそうです。
 
 
公式サイトや口コミでも刺激や嫌なにおいがないといわれています。無香料であることや、刺激になるような成分を含んでいないというアピールは、肌が弱い人にとっては魅力的です。
 
 
ただし、刺激物が配合されていないとはいえ、エタノール等のアルコール類は配合されています。頭皮にしみないか不安な人もいると思いますが、その心配は無用です。実際使用してみたところ、アルコール成分はすぐに揮発するので刺激を感じる暇もありません。頭皮の弱い人が使用しても問題ないと思います。
 
 
そもそもエタノールは品質保持のほか、成分の浸透を助ける目的で配合されています。むしろエタノールが配合されているほうが、品質としては信頼できるのです。
 
 
使い方は気になる箇所にスプレーをかけるだけなので簡単です。スプレーといっても広範囲に広がるタイプではなく、ピンポイントで勢いよく狙えるジェットタイプになっていますので、とても使いやすいです。
 
 
ただし、さらさらした液体なので、スプレーしただけでは液だれします。特に気になる生え際を重点的にスプレーしたので、たれる前に頭皮になじませる必要がありました。これは多くの育毛剤にも同じことが言えるので難点というほどではありません。
 
 
つけたことを意識させないのもメリットの一つだと感じました。においがほとんどないので、朝出かける前に使用しても周りの視線を気にする必要はありません。においがないというのは、自分が不快にならないばかりでなく、周囲に育毛剤をつけていることを気づかれないというメリットもあります。
 
 

6.チャップアップを使用して実感した効果

 
長男が現在使用を始めて2か月半ほど経ち、2本目を使い切ろうとしているところです。使用する前と比べて、抜け毛が減ったような気がします。本数を数えているわけではありませんが、感覚としては3分の1程度にまで減っているようです。
 
 
ただ、使用して1か月すぎたころ抜け毛が増えた時期がありました。以前から多かった抜け毛が、いつもの倍くらいになりました。
 

（普通1日に抜ける量は100本といわれています）
 
しかしそれは効いているサインです。育毛剤を使用して少し経ったころに、初期脱毛というものがあります。ヘアサイクルが正常になった髪が生えはじめ、サイクルの乱れた髪を押し出しているのです。
 
 
初期脱毛のことは知っていたものの、髪を育てようとして抜け毛が増えたらやはりショックですよね。初期脱毛のことを知らないと、そのまま使用をやめてしまう人もいるかもしれません。
 
⇒初期脱毛とは？
 
薄毛の改善とは、ヘアサイクルの正常化を指す場合がほとんどです。ヘアサイクルによる脱毛自体は自然なことですので、実は本数はあまり重要ではありません。
 
 
注目したいのは、抜け毛の長さや太さです。抜け毛からは頭皮の状態を知ることができます。細く短い抜け毛は、AGAになっている証拠です。AGAはヘアサイクルが乱れ、髪の成長期が短くなる症状です。AGAを発症している人は髪が充分に成長する前に抜けてしまうため、細く短い抜け毛が多いのです。
 
⇒ヘアサイクルについて
 
今までの抜け毛は、成長しきった髪と生えて間もないような細く短い髪が半々くらいでした。しかし今では成長しきった髪がほとんどで、生えてすぐ抜けたような髪は見られません。AGAを抑制していると考えられますから、非常にうれしい結果ですね。
 
 
新しい髪はまだ確認できていませんが、生え際に産毛が生えています。今までは長くなることなく抜けていたのですが、これが抜けることなく育てば、生え際の密度も高くなるはずです。
 
 

7.チャップアップの口コミは真実だったか

 
はたして、購入前に見た口コミは真実だったのでしょうか。実感と口コミを照らし合わせてみましょう。
 
 
まず、「刺激がない」という口コミは真実でした。肌が弱い人でも安心して使用できると自信を持っておすすめできます。
 
 
かゆみについての口コミがありましたが、血行促進効果のあらわれとも考えられていました。特にかゆみを感じなかったため、原因が何かを突き止めることはできずじまいです。血推測が本当なら、かゆみがないということは血行促進されていないということになりますから、少し複雑です。
 
 
しかし、抜け毛が減ったという実感はたしかにあります。毛穴の奥で少なからずコシがでてきているのだと思います。コシがでるということは髪が強く太く育っているということです。ヘアサイクルや栄養不足が改善されているということでもありますから、簡単には抜けないでしょう。「コシがでてきた」という口コミも真実だったといえます。
 
 
まだ使い始めて2か月半ほどですので、結論付けるには早いかもしれません。しかし、抜け毛が減る効果はたしかにありました。
 
 
良い効果も悪い副作用も、発生には個人差があります。口コミで見た作用が自分にもあらわれるとはかぎりませんし、逆もまたしかりです。生活習慣によるところも大きいでしょう。
 
 
もちろん、育ちはじめた髪がすぐ抜けてしまう可能性もゼロではありません。今後も使いつづけて、産毛が成長するかどうか見守りたいと思います。
 
気になったら、とりあえず見てみてください↓↓

 

まとめ