ハゲに気づいたらどうする？すぐできる対策と育毛剤 | 薄毛とつむじハゲに悩むハゲ家族の育毛ライフ

1.ハゲ対策には血行促進

 
ハゲになる原因は人それぞれですが、どのハゲにも共通して重要な対策があります。それが血行の改善です。残念ながら、血行さえよくすればハゲないという単純な話ではありません。しかし、髪を生やすために血行は不可欠な要素であること、血行の悪さがハゲを引き起こす要因になることはたしかです。
 
 
それでは、血行がどう髪にかかわってくるのかを確認していきましょう。まず、血液の役割でもっとも重要なのが「栄養・酸素の運搬」です。血液は体のすみずみまで行きわたり、全身に栄養や酸素を届けています。もちろん頭皮も例外ではありません。
 
 
貧血になると抜け毛や枝毛が増えてしまいます。貧血とは、血液の中に赤血球やヘモグロビンの量が少ない状態のことをいいます。赤血球は酸素を運搬する重要な役割があり、ヘモグロビンは赤血球の中に存在するタンパク質で、酸素と結びつきます。貧血になると頭皮や毛根が酸欠になるので、髪にも異常があらわれるのです。
 
 
多くの男性が悩む男性型脱毛症にも、血行の改善は重要です。成長期を短くしてしまう症状ですから、血行を改善して栄養を送り届けることで、髪の成長を促進させる対抗策が考えられます。血行不良の原因は日常にひそんでいます。考えられる血行不良の原因ごとに、血行を改善する方法を紹介していきます。
 
 

2.運動不足がハゲを引き起こす！

 
運動は血行の改善に欠かせません。血液を全身に循環させるポンプの役割をしているのが筋肉です。筋肉量が少なかったり、筋肉をあまり動かさない生活を送ったりしていると、どんなに血液の量が多くても全身に行きわたりません。積極的に運動や筋トレをおこなって、頭皮に血液がめぐるようにしましょう。
 
 
特に重要な筋肉がふくらはぎです。「第二の心臓」とも呼ばれるほど血液の循環に欠かせない筋肉なのです。血液は心臓からスタートして、動脈を通って全身をめぐります。毛細血管までいたると栄養や酸素を細胞に届け、今度は静脈を通って心臓に戻っていきます。
 
 
足先まで到達した血液を、心臓に戻すときにふくらはぎが重要になります。スタートするときは心臓が勢いよく送り出してくれるのでいいのですが、足先にとどくころにはその勢いは弱まっています。このとき心臓の代わりにふたたび勢いよく血液を送り出すのがふくらはぎです。このはたらきのために、ふくらはぎは「第二の心臓」と呼ばれるのです。全身の血行が良くなることで、頭皮にも血液がめぐるようになります。
 
 

3.運動不足解消でハゲ対策

 
ふくらはぎの筋肉をきたえて、日ごろから動かすことが大切です。普段歩いているから大丈夫…とはかぎりません。そういった日常的な動作では太ももやひざを使い、意外とふくらはぎを使っていないのです。
 
 
もっともシンプルなふくらはぎの鍛えかたは、つま先立ちをすることです。立っているだけでいいので、場所を選ばずできますね。親指に体重をかけるようにして立つのがポイントです。慣れてきたらかかとを上げ下げすると、かなりの筋トレになります。デスクワークで長時間椅子に座りっぱなしのときも、座りながらかかとを上げ下げするだけでもOKです。
 
 
もちろん、太ももをきたえることも重要です。全身の筋肉の中でも、特に大きい筋肉が太ももなのです。太ももを鍛えることで、より効率的に血液を循環させることができます。膝の間にものを挟んで落とさないように膝を閉じるエクササイズなら、座りながらでもできます。一見地味ですが意外とキツく、長い時間やっていると太ももがプルプルしてくると思います。
 
 

4.意外！ハゲを促進させる食事とは

 
食事は身体を作ったり動かしたりする基本になり、血液の量や血行を大きく左右します。食生活が乱れがちな人は、そもそも血液が足りていない可能性があります。血液をつくる栄養素といえば鉄です。食事の時は、鉄の摂取を心がけましょう。
 
 
ただし、やみくもに摂るだけではなく、食べ合わせにも注意が必要です。バランスの良い食事を心がけても改善が見られない場合、鉄の吸収を邪魔するもの一緒に飲食している可能性があります。
 
 
鉄の吸収を阻害する成分として代表的なのがカフェインです。また、タンニンという成分にもカフェインと同じ鉄の吸収を阻害する効果があります。どちらもコーヒーやお茶類に多く含まれています。紅茶やジャスミン茶、ウーロン茶など、ほとんどのお茶に含有されていると思ってください。含有量が比較的少ないのは麦茶など渋みの少ないものです。
 
 
鉄を効率的に吸収させるためには摂取を控えたいところですが、どれも日常的に飲むものですから難しいですよね。食後30分～1時間ほどあけて飲めば、鉄吸収の邪魔にならないとされています。どうしてもコーヒーやお茶類を飲みたいときは、飲むタイミングを工夫してみるといいかもしれません。
 
 

5.血は食べ物がつくる！食べ物でハゲ対策

 

鉄にはヘム鉄と非ヘム鉄があります。ヘム鉄は簡単にいうと動物由来の鉄分で、非ヘム鉄はホウレンソウなどの野菜に含まれる鉄分です。違いは吸収されやすさにあり、ヘム鉄の吸収率は10%以上、非ヘム鉄は5%程度となっています。効率よく鉄分を摂取するなら、ヘム鉄がいいということは明らかですね。
 
 
ヘム鉄を多く含む食材は、豚レバー・鶏レバーなどがあります。男性が一日に摂取すべき鉄分は10mgとされていますが、豚レバーは100gあたり13mg、鶏レバーは9mgの鉄が含まれています。レバーを一日100g食べればOKということになりますが、毎日そんなにレバーばかり食べることは難しいでしょうし、レバーが苦手という人も多いですよね。魚介類ならエビや貝類、かつお節などにも豊富に含まれています。
 
 
非ヘム鉄は吸収率で劣るといっても、馬鹿にはできません。非ヘム鉄は野菜や海藻、豆類、卵など、比較的摂取しやすい食品に含まれています。また、これらの食品には葉酸やタンパク質など、造血に必要なほかの栄養素も豊富に含まれています。血液は鉄のみでできているわけではありませんから、血を作るほかの栄養素も同時に摂取できるよう、バランスの良い食事を心がけましょう。
 
 

6.ストレスがたまっている人向けのハゲ対策

 
大きなストレスを抱えていませんか？忙しい現代日本で、ストレスを一切感じないというのは難しい話です。しかし、ハゲを止めたいのならストレスを少しずつでも軽くしていく必要があります。
 
 
ストレスが直接の原因になっているハゲはありませんが、多くのハゲはストレスが引き金になっているのです。逆にいえば、原因がひそんでいても過度なストレスをためこまなければ、症状もあらわれにくくなります。すでに症状があらわれてしまった人も、これ以上進行させないためにストレスを小さくしていく努力をしましょう。
 
 
ストレスが引き起こすハゲの要因に、自律神経の乱れがあります。自律神経は交感神経と副交感神経からなり、臓器や血管などの機能を調整する役割があります。ストレスを感じると交感神経が優位になり、血圧が高くなります。血圧が高くなると血液が勢いよく流れますからいいことのように思えますが、そうではありません。
 
 
人体は本能的にストレス＝身の危険と判断します。危険から身を守る行動をとるため、血液を勢いよく筋肉に送りこむのです。するとほかの細胞や器官には血液が回りません。常にストレスを感じている人は、頭皮に血液がめぐっていない可能性があります。
 
 

7.ストレス解消してハゲ対策

 
ストレスを解消するためには、運動や趣味のことをするのがいいですね。しかしそうすると時間のとれない日はストレスを溜めっぱなしになってしまいます。日常的に深く眠ることを目指してみてください。
 
 
夜にイライラしているとなかなか眠れませんが、一度寝てしまえば翌朝にはイライラは消えていますよね。それはノンレム睡眠をした証拠です。ノンレム睡眠は嫌な記憶を消去する睡眠といわれます。逆にレム睡眠は記憶の定着をおこなう睡眠です。浅い眠りを繰り返していると嫌な記憶が残り、積もり積もってさらなるストレスになります。ストレスをため込まないためには、深く眠ることがとても重要なのです。
 
 
ストレスと睡眠の関係についてもう一つ重要なことが、コルチゾールというホルモンです。コルチゾールはストレスホルモンとも呼ばれ、ストレスから身を守る役割があります。しかし注意点もあり、コルチゾールが分泌され続けると、高血糖になったり物忘れがひどくなったりなど体に悪影響を及ぼします。ノンレム睡眠はコルチゾールの分泌を抑えるので、体をストレスから守るためにも重要なのです。
 
 
深く眠るためには、生活リズムを整えることが重要です。たまの休日だからと寝すぎたり、夜更かししたりすると生活リズムが乱れ、睡眠の質も悪くなります。忙しいときこそしっかり眠り、休みの日もできるだけ平日と差がない睡眠時間を心がけましょう。
 
 

8.ハゲ対策の効果を倍増させる育毛剤

 
血行促進効果をさらに高めたいのなら、育毛剤を併用するといいでしょう。血行促進に効果のある治療薬といえばミノキシジルですね。血管拡張剤として開発され、使用した高血圧患者の毛が増えたことからハゲ治療薬として使われるようになった薬です。血行促進、増毛の効果が大いに期待できます。
 
 
しかしミノキシジルは医師から処方されないと購入できません。そのため、日常的にできる対策としては不向きです。そこでおすすめしたいのが、ミノキシジル配合の育毛剤です。
 
 
ミノキシジル配合の育毛剤はいくつかありますが、おすすめは「リアップ」です。日本では唯一、医薬品としての認可を受けた発毛剤です。するどい人は気づいたでしょう。リアップは育毛剤ではなく発毛剤なのです。
 
 
リアップが医薬品・発毛剤である理由は、もちろんミノキシジルです。有効成分としてミノキシジルを1%配合したことで発毛効果が認められ、「発毛剤」と名乗ることが許されているのです。1%という数字は小さく感じますが、逆にいえばたった1%でも発毛効果があるほど強力な成分だということです。また、続々と新商品も出ており、ミノキシジル配合率が5%にアップした「リアップX5」も出ています。ハゲが進行している人には5%のほうがおすすめです。
 
 

9.リアップはハゲ対策になるか？メリットと注意点

 
リアップ以外にもミノキシジル系育毛剤はあります。なかには配合率8%や10%など、リアップを上回るものもあります。しかし日本皮膚科学会のガイドラインによれば、ミノキシジルは男性に対して5%の使用を推奨しています。それ以上高濃度でも効果があるのか定かではないどころか、安全性も保障されていません。そして、リアップ以外はすべて厚生労働省の認可を受けていないという点も、よく考える必要がありそうです。
 
 
ミノキシジルを内服薬にしたタブレットも、ネット通販で購入できますが、あまりおすすめしません。当初ミノキシジルをハゲ治療の内服薬として開発する試みがありました。ところが動物実験の段階でイヌが心臓破裂で死んだ例があり、開発は中止されたのです。ミノキシジルはもともと塗り薬として使用すると吸収率が悪く、効果の高さなら内服薬に軍配が上がります。しかしそのぶん、人体への影響も大きいのです。血行促進の補助が目的なら、ミノタブはやりすぎになります。
 
 
リアップシリーズは医薬品ですが、医師の処方を必要としません。もともと医薬品はすべて医師の処方がなければ購入できませんでした。しかし2006年の薬事法改正により、医薬品の中でも「人体に対する作用が著しくないもの」は、一般医薬品として薬局などでも購入できるようになったのです。
 
 
リアップは一般医薬品のなかでも第1類医薬品に分類され、薬局で購入できます。ただし医薬品には違いないので、薬局で購入する場合は薬剤師の指導を受ける必要があります。そのため、薬剤師が常駐している薬局でしか購入できません。
 
 
もう一つ注意したいのが、治療を目的としたものではないということです。つまりほかの市販の育毛剤同様、保険は適用されません。メリットとしては病院に通うより気軽に購入でき、薬局で買えるほかの育毛剤よりも効果が保証されているという点です。リアップも育毛剤ですから、効果があらわれるまでに時間がかかります。継続使用をするためには、安全性と効果、購入のしやすさが最重要項目です。リアップは日常で確実なハゲ対策をしたいならうってつけといえます。
 
 

10.血行促進成分の入った育毛剤のオススメはコレ！

 
副作用もなく、安全に安い値段で買いたいのであれば育毛剤「チャップアップ」を我が家はオススメします！
先程紹介したミノキシジルを含み、その他にもセンブリエキス、M-034を含む１２種類もの血流改善効果のある成分が配合されています。
 
 
リアップだと成分の強さから副作用が起こる可能性があります。口コミでも高血圧になったりめまいなど体調に良くないとのうわさもあります。これは人によるものかもしれませんが、不安が大きい人はやめておいた方が良いかもしれませんね。
 
 
チャップアップは副作用の出ない育毛剤として口コミでも話題です。
公式ページには色んな口コミが載っているので、一度見てみてくださいね。
 
 

まとめ