側頭部の薄毛~原因まとめ~
抜け毛や薄毛の悩みといえば
前頭部の生え際(M字ハゲ)や頭頂部のつむじ(つむじハゲ)のイメージがありますが、実は側頭部の薄毛に悩んでいる方もいるのです。
側頭部の薄毛は比較的珍しい症状といえるため、情報自体が少ないことやそれ用の育毛剤もないため、当人にとっては非常に不安になってしまいがちです。
そこで、解決の前提として不安を和らげるためにも、まずは側頭部の薄毛の症状と原因を知っておきましょう。
1.側頭部の薄毛の症状
耳の周辺部の薄毛
側頭部の薄毛の症状の代表的な症状として、耳の周辺部が薄毛になります。
もみあげの部分の薄毛
もう一つの代表的な症状として、もみあげの部分が薄毛になります。
蛇行性円形脱毛症
側頭部の薄毛の症状であると同時に原因とも言えるのが「蛇行性円形脱毛症」です。
一般的な円形脱毛症と同じように自律神経の乱れやストレスが主な原因として発症します。
また、極端なダイエットが原因の栄養不足、血流悪化、パーマやヘアカラーなどのスタイリング薬剤による影響などもあります。
ただし原因はそれだけでなく、アトピーやぜんそくなどのアレルギー疾患や病気の隠れたサインだったりすることもあるので、一概には言えません。蛇行性円形脱毛症になると髪を引っ張っただけで簡単に抜けるのが特徴で、生え際から進行する傾向があります。
自分の髪を「異物」と誤認し、風邪の菌などと同じで排他しようとする防御反応「自己免疫疾患」が原因で起こります。帯状に抜けていくために、抜けたあとが蛇が通ったあとのように見えることからこう呼ばれています。
10円はげなどの一箇所に集中的に発生する円形脱毛症は一時的なもので、放っておいても治ると言われますが、蛇行性円形脱毛症は発生する範囲が広く、前者の「単発型」に対し「多発型」に分類されます。多発型の円形脱毛症は放っておくと進行して頭全体の薄毛につながることもあるため、積極的に治療を考えたほうが良さそうです。
しかし、この蛇行性円形脱毛症は確たる治療法がまだ見つかっていません。
実際にはステロイドの投与、局所的に免疫を与えるといった治療が行われることが多いのですが、前述のとおり、この蛇行性円形脱毛症はアレルギーが直接的な原因になっていることも多く、これらの治療法がかえって悪影響を及ぼしてしまう可能性もあるため、慎重にすすめる必要があります。
円形脱毛症の治療時にはシャンプーでの洗髪方法も意識する必要があります。人によっては汚れや皮脂をしっかり落とすために二度洗うケースも珍しくありませんが、地肌への刺激が強すぎるため、円形脱毛症の治療中にはこれはやめたほうが良いといえます。
また、髪を乾かす際にはドライヤーを使ったりタオルでゴシゴシ拭くのではなく、自然乾燥が最もおすすめです。整髪料、育毛トニック、トリートメントなどはかえって頭皮にダメージを与える場合があるので、注意しましょう。
側頭部の薄毛にはこれら2つが代表的な症状になります。近年の流行りの髪型として側頭部を刈り上げにするツーブロックがありますが、側頭部の薄毛になってしまうことで頭頂部との毛量のバランスが悪くなってしまい、不格好になってしまう悩みもあるようです。
2.側頭部の薄毛の原因
側頭部の薄毛には主に2つの原因があると言われています。なぜハゲの原因に繋がるのかを詳しく解説します。
2-1.側頭部の薄毛の原因【目の疲れ】
側頭部の薄毛の主たる原因は、目の疲れであると言われています。
目の周辺の数多くの血管は側頭部の耳周りの神経に直結しています。目の疲れによって血行不良が起こり、その影響で側頭部の頭皮に十分な栄養や酸素が行き渡らず育毛を阻害し抜け毛を発生させてしまうのです。
髪の毛の成長にとって頭皮の血行促進はとても大切なことなのです。近年スマホの普及や長時間のパソコン作業の増加によって人間の目の酷使は増える一方です。
液晶画面を見る時間を減らしたり、合間に適度な休憩や目のマッサージで眼精疲労を軽減させることは、側頭部の育毛にとっても良い影響を与えることを覚えておいてください。
2-2.側頭部の薄毛の原因【甲状腺機能】
側頭部の薄毛のもう1つの原因として、甲状腺機能が正常に働いていないおそれがあります。
甲状腺ホルモンは髪の成長に影響します。多すぎても少なすぎてもいけません。多いと「甲状腺機能亢進症」、少ないと「甲状腺機能低下症」となります。
髪は「毛母細胞」といったものから作られますが、甲状腺機能低下症になるとホルモンが不足します。ホルモンが不足すると体は生命の維持に直結する部位から優先的にホルモンを分配しようとします。
一番優先されるのはやはり心臓です。一方、髪はたとえなくなっても生命に直接危機が及ぶわけではないので、後回しになります。これが薄毛につながるのです。
逆に「甲状腺機能亢進症」でホルモンが過剰に分泌されると、新陳代謝が過剰になり、一定期間で抜けて、また生成されるといったヘアサイクルが乱れます。これが抜け毛につながるのです。
また、新陳代謝の高まりにより、汗もかきやすくなるため、頭皮や毛穴に汗がつまるなど不衛生になりがちです。これが抜け毛を促進させる悪環境になることがあります。
甲状腺ホルモンに異常があると倦怠感があったり、むくんだり、汗がやたらに出るといった症状が出ますので、自覚症状があるときは早めに医師に相談しましょう。
ハゲの原因がわかったら【育毛剤】で対策を
ハゲ・薄毛になってしまう原因を色々話してきました。遺伝や生活習慣など原因はさまざまですが、対策方法としてオススメしたいのが育毛剤の使用です。
昔に比べると断然育毛剤の成分は変わってきて、より安全で安心できる且つ、効果的です。市販で売っている育毛剤も様々ありますが、保証がしっかりしていて、サポートが万全なものをハゲ家族はオススメします。
今回オススメしたい育毛剤はコレ↓↓↓
是非一度公式サイトでどんなものなのか、色んな人の口コミも合わせて読んでみてくださいね。
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